1:WindowsUpdateを定期的に行い、セキュリティホールを塞ぐ

「WindowsUpdateって何?」という人は少ないと思いますが、これはWindowsやIEに代表されるMicrosoftのプログラムについて、セキュリティホール(プログラムの欠陥によって攻撃を受ける可能性)を塞ぐためのものです。基本的に、毎月新しいものが発表されるので、必ずWindowsUpdateを行う必要があります。

 2:必ずアンチウイルスソフトを導入する

Windowsユーザーにとって、アンチウイルスソフトの導入は義務です。ウィルスに侵され、クリーンインストールをする羽目にあわないためにも、必須です。そして、必ず定義ファイルをアップデートすることです。多くの場合はデフォルトで定期アップデートしてくれるはずですが、自分でも時々チェックしましょう。

 3:ファイヤーウォール、ルータの導入

ファイアウォール、ルータの導入はネットワーク感染型のワームを防ぐために非常に有用です。

 4:スパイウェア防止の為にソフトを導入する

Spybot S&D 1.4はスパイウェアの被害を予防するのに極めて有効です。是非導入してください。

 5:むやみにIEのセキュリティレベルを下げない

「ツール」→「インターネットオプション」の「セキュリティ」のタブを確認してみて下さい。セキュリティは「中」がデフォルトでの設定です。もしこれより低くなっている場合は修正して下さい。

 6:信頼できないActiveXの警告には絶対に「はい」をクリックしない

ActiveXのセキュリティ警告には、原則として「いいえ」をクリックする習慣をつけて下さい。「はい」をクリックしても良いのは、次の二つの条件を完全に満たす場合のみです。

  • 閲覧しているサイトが信頼に足るものであること。
  • 新たに何らかのプログラムのインストールをする必要があることを納得しており、それが何かを理解していること。
 7:フリーソフトのインストールには細心の注意を

フリーソフトをインストールする場合はダウンロードサイトの規約や、ダウンロード中の画面を良く確認してください。正当なアドウェアの場合は、インストール時にかならず何らかの形で警告ないし確認があります。また、フリーソフトをダウンロードする場合は直接作者のサイトからダウンロードせず、Vectorや窓の杜などからダウンロードするのも一つの手です。これらの大手ダウンロードサイトは、自己サイトの評判を保つためにもすべての掲載プログラムに対して何らかの検証を行っているはずなので、直接作者のサイトからダウンロードするよりはスパイウェアなどに悩まされる可能性は低いと思われます。

 8:普段はJavaScriptを切っておく

Java Scriptを切っておけば、実質セキュリティホールを突かれない限りはほとんど何もされないと言って良いかと思います。IEのセキュリティを「高」に設定すれば、被害を受ける可能性はほぼゼロになるでしょう。

 9:基本的な心構え-特にアダルトサイトなど危険なサイトに行く場合は細心の注意を

インターネットに接続している限り100%被害を防ぐことは不可能です。これは危険なサイトに限らず一般的にそうです。ですから、基本的な心構えとしては、

  • 重要ファイルのバックアップはまめに取る。
  • 仕事で使うPCやクレジットカード情報などを入力するPCで危険なサイトに行かない。